きものん ゆかたん わふくん

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着物に普通のブラジャーはあり?和装ブラがない時はしない方がいい?

投稿日:2017年4月10日 更新日:

着物や振袖や浴衣といった和服を着る場合に、普段つけている普通の洋装のブラジャーを身につけても、大丈夫なのか問題がないのかなどいろいろ紹介しました。

また、和装ブラジャーがないときなどもあるでしょう。

あえて何もつけないノーブラといわれる状態で、着付けしたときについても説明しました。

浴衣や着物を着た場合にブラジャー次第で、どう違って見えるのかというのも、参考になるかもしれません。

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着物に普通のブラジャーはあり?

着付けをしてもらう際に、普段お召しになっている普通の洋装のブラジャーをつけているとします。

その場合は着付け師さんに「外してください」と言われることが実際は多いです。

これには理由が2つあります。

まず、見栄えが悪いというのが1つ目の理由です。

和服と洋服では美しさの基準が、全くの正反対となります。

最近のナイスバディーと言われる体型は、基本的に和装には向きません。

出るとこと引っ込むとこのメリハリが大きければ大きいほど、洋装では魅力的な体型だったりしますよね。

着物や浴衣のような和服では、そのようなメリハリは不要なんです。

着物にシワがよったりラインが不自然になったりして、とても不恰好になってしまいます。

実際、凹凸のないドラム缶のような寸胴体型が、和服姿の場合とても綺麗に見えるんですよね。

それに洋装のブラジャーをつけると、帯の上に胸が乗ることでただの太った人になる可能性が高く、着物美人とは程遠い仕上がりになりやすいんです。

洋装ブラを外すようにと言われるのは、そういうおばちゃん体型とならないための対策といえるかもしれません。

それから2つ目の理由としては、ワイヤーが食い込んで痛いからというのもあります。

おしゃれは我慢とかいいますが、痛くて辛い上に見栄えが悪いというのは最悪ですよね。

どちらもデメリットが大きいですし、個人的にも普通のブラはおすすめできません。

じゃあ、どうすればいいの?って話になりますよね。

たぶん、最終的に和装ブラに落ち着くと思います。

しかしながら、和装ブラなんて普通は持っていないものです。

次はそういう場合について、もう少しお話ししていきたいと思います。

和装ブラがない時について

和装ブラがないなら買いましょうと本当は言いたいんですけどね・・・・・・

しかし胸が大きいわけじゃなく、この先着物など着ることが一生ないなら不必要です。

買わなくてもどうにかなります。

和装ブラジャーは、あればあったで補正がかなり簡単なんですよね。

そのため、実際は胸のサイズに関係なくおすすめだったりします。

特に胸の大きい女性の場合は、胸の補正に関しては和装ブラなしだと収まりが悪いです。


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着付け師さんによりますが、着付けを頼むとめっちゃ胸を潰される方も多いですね。

着崩れしないようにと、紐でギューギュー縛られることもありますし、かなり苦しいんです。

しかし2000円くらいでも評判の良い和装ブラならば、締め付け感もそんなに感じません。

簡単にぺったんこの胸が出来上がります。

例えばこちらの和装ブラは、値段の割には着心地も良いでしょう。

胸の苦しさを解放しながら、形の良い胸が出来上がると好評ですし、個人的にもかなりおすすめです。

和装ブラ 補整パッド 付 白 M L LL サイズ 和装ブラジャー 抗菌防臭加工 フロント ファスナー【あす楽対応】【RCP】【ゆうパケット対応】

でも、なんかもったいないなあと感じるのもわかります。

着物を着る機会なんてそうそうないですもんね。

ではブラジャーをしない場合について、次は紹介していきますね。

着物にブラジャーしないとどうなる?

もしも普通のブラジャーや和装ブラもしない場合に、着付けをするとどうなるのでしょう?

上でも紹介したように、着付けを自分でしない場合には、他の方に着付けをしてもらいます。

人前でその身を晒してしまうので、けっこう恥ずかしい思いをします。

着付け師さんは見慣れていますが、実際わかっていても恥ずかしいものです。

それから自分で着付けする場合、しっかり補正が出来ていても、慣れというのも必要なんですよね。

その仕方や胸の形によっては着崩れしやすいですし、シワもできやすくなるんです。

その際は着崩れを直す場所の確保や、素早く直す技量も必要でしょう。

自分でできないときには、実際ブラジャーがないというだけでデメリットなんです。

実は、手伝ってくれる人もなかなか直すのに、手間取ることが多いんですよね。

しかし、一番困るのは浴衣を着た場合ですね。

最近の浴衣は透け感もありますよね。

浴衣の色が薄い場合は、下に着ているものが透けちゃったりもします。

運が悪いと胸の先端まで透けてみえてしまいます。

夏のお祭りや花火大会などでは、実際に毎年見つけてしまいますしね。

真夏では汗もかくので、余計に透けやすくもなるし、雨に濡れたら最悪です。

そのため、和装ブラはないと、ちょっとリスクも高すぎるかもしれません。

その際には和装ブラの代用についても参考になるかもしれません。

着物に普通のブラジャーはあり?和装ブラがない時はしない方がいい?のまとめ

着物には、普段着用しているような普通の洋装ブラは、はっきり言ってご法度です。

和装ブラは1着だけでもあれば、持っていて損はありません。

むしろ着付けは楽ですし、着物姿の見栄えもかなり良いですね。

和装ブラが用意できない場合は、諦めて何もつけないのではなく、とりあえず代用品も考えましょう。

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