足袋カバーについて足袋の違いと使い方など、いろいろ紹介してみました。
どんな時に履けば便利なのか、どういう場でどのように使えるのか、その応用的な履き方も説明してみました。
とは言っても、必要かどうかは人それぞれだったりもします。
足袋カバーはなければないで、実際はその目的に合わせた対策も可能だったりします。
最後までお読みいただければ、それぞれのメリットやデメリットだけでなく、実際に使用する場合の注意なども参考になるかもしれません。
足袋カバーと足袋の違いとは
足袋カバーと足袋の違いはいろいろありますが、大きく違うのはその作りです。
よく見られる白足袋には、こはぜと呼ばれる爪型の金具がホックのような役割でついています。
しかし、足袋カバーはストレッチ型とこはぜ型という2種類のタイプに別れてあるんですよね。
ストレッチ型の場合は伸縮する化繊素材のものが多く、靴下のように履くことができます。
しかし、基本的に足袋ではありません。
こはぜが付いているタイプでも、冠婚葬祭といった礼装では使用できません。
単純に使い方が違うからという理由があるからなんですけどね。
次は、その足袋カバーの使用方法について紹介していきたいと思います。
足袋カバーの使い方について
足袋カバーは主に雨が降った時に、足袋が汚れないように足袋の上から履くものになります。
たとえば、木綿素材の足袋は泥などで汚れてしまうとシミも落ちにくくなります。
そのため、足袋を守るために上から足袋カバーを履いて汚れを防ぎます。
中に足袋を履かずに、素足の上にそのまま足袋カバーを履くという人も多くいますね。
役割的には、このように屋外で履くものという位置付けになります。
そのため、屋内で履くことはやはりNGになるということですね。
まあ、汚れた足袋カバーを履いたままお座敷に上がるというのも、常識ある人にとってはかなりのチャレンジャーだなあと思うかもしれませんねw
ですが、人によっては足袋と足袋カバーの2枚重ねで、屋内でも履くという場合もあります。
冬場では屋内での足袋カバーは、寒さ対策にもなるんですよね。
その足袋カバーが綺麗ならば、使い方の応用編としてアリな場合もあります。
しかし、必要かどうかと聞かれればちょっと微妙としか、個人的には答えられなかったりもしますね。
確かに便利なんですけどね。
次は、そちらについてもう少し詳しく説明しますね。
足袋カバーの必要性について
足袋カバーは先ほど紹介した通り、単純に足袋の汚れ防止に効果があります。
しかし、本来の使用目的はそれだけなんです。
そのように、汚れる場所を通ることが分かっていれば、あえて無理に雪駄や草履などを履かなくても良かったりもしますよね。
単純に考えて、汚れやすい状況ならその道中だけでも靴を履くほうが、足袋も草履も汚れませんからね。
それでも成人式ならば、ほとんどの地方は1月に行われるので、寒さ対策として足袋カバーも有効でしょう、
しかし、雨が降った場合なんかは、足袋カバーのせいでツルツル滑るので転びやすかったりもします。
そんな時は、足袋だけのほうが安全という場合も少なくありません。
そのため良かれと思って足袋カバーを履いたとしても、それが仇となるケースも多いんです。
それでも用意するという場合には、滑り止めの付いた足袋カバーを、行き帰りの2枚用意しておくと良いかもしれません。
それから、鼻緒は濡れると足袋などに色移りすることも結構あります。
そのため足袋カバーを脱いでも、鼻緒が濡れたままならば意味がありませんね。
そういう場合には、あらかじめ防水スプレーを振りかければ、一応は対策もできます。
足袋にもたっぷりと防水スプレーをかければ、かなり有効だったりもします。
その辺は人それぞれなので、慎重に考えてみてください。
ちなみにこのような便利なものもあるので、レビューなども参考にチェックしてみるのも良いかもしれません。
足袋カバーと足袋の違いと使い方や必要性についてのまとめ
足袋カバーは足袋の汚れ防止で、見た目的には足袋型のソックスみたいな感じです。
使い方は、そのまんま足袋の上から履くだけです。
人によっては足袋を履かずに、足袋カバーだけを履いて移動したり、屋内で足袋に履き替えるという方もいます。
ですが、鼻緒は濡れると色移りする可能性もあります。
乾燥しないうちは足袋に履き替えたとしても、色移りすることもあります。
そんな場合は、足袋カバーでなく草履カバーも便利でしょう。
防水スプレーも有効なので、そちらを検討するのもアリかもしれません。