胸の小さい人の場合は、浴衣や着物の補正が必要かどうかよくわからないと思うことも、けっこう多かったりします。
今回はそんな時でも、抵抗の少ない超簡単な補正タオルでの美しい胸元の形の作り方と、着崩れやしわの防止法などをいろいろ紹介してみました。
タオルが1枚あれば小学生でもできるほど、超簡単な着付けの補正方法です。
不器用な方でもできるので初心者さんにも参考になるかもしれません。
着物の補正は胸が小さい人も必要なの?
胸の小さい方の場合は、それだけでも着物姿が良く似合います。
しかし少しの補正をするだけで、さらに綺麗な着物美人にもなります。
胸の補正をしないというのは、着崩れやしわの原因になったりもするんですよね。
それでも今回紹介する方法は、ぶ厚いタオルをぐるぐる巻くとかぎゅうぎゅうに締めるとかではありません。
小学生でも自分でできるような、簡単な方法です。
たとえば和装ブラがない場合には、今回のような補正をすると胸の薄い方には便利かと思います。
胸が小さくてもその形は人それぞれ違うため、綺麗なラインを作るにはやはり補正は必要でしょう。
それではさっそくですが、体質的に着物美人になりやすい胸の小さい方でも、もっと輝く超簡単な補正方法を紹介していきますね。
着物の補正 タオルの作り方
着物の場合は胸元が薄すぎると、少し貧相に見えたりもします。
そのため、なだらかな膨らみを作る場合には、タオルでかさ増しするのもけっこうおすすめです。
やり方の手順としては、タオルを折り胸に当てて固定するだけです。
では、折り方から説明していきますね。
フェイスタオルを縦に置き、平行四辺形になるように、上側と下側でそれぞれ三角に折ってみてください。
上側で三角、下側でも三角を折るので計2カ所になります。
平行四辺形なので上側の右から下に一回折る場合なら、下は左側を手に持って上に向かって折る形になりますね。
平行四辺形ができたら全体を半分に折ってVを作ります。
それを肌襦袢や和装スリップの上から胸に当てます。
このときに襟に合わせてV字を合わせましょう。
ていうか、合わせたらそれでもう補正は終了です。
ただ添えるだけなので補正には感じないかもしれませんね。
ですがこれでもやるかどうかで結構見栄えは違います。
わかりにくい場合はこちらでご確認ください。
しかしこの場合は着崩れをすることもあります。
その防止についても、次は紹介していきたいと思います。
着物の補正 超簡単な着崩れ防止法
先ほどの方法は簡単だけど、添えるだけなので着崩れしやすいという欠点もあります。
説明どおりに胸に当てるだけでは、浴衣のように長襦袢を上から着たりしない場合は、タオルが落ちやすかったりもするんですよね。
そのため固定をする必要もあります。
タオルが落ちないように固定するという方法としては、紐で縛るとかも有効でしょう。
その場合には体の横で結ぶと、結び目の盛り上がりが目立ちません。
実際やってみると、この固定方法がたぶん一番簡単です。
ですが、いちいちタオルを折ったり紐で縛るのは、面倒だという方もいます。
そんな方であれば縫い付けてしまうという方法もあります。
この場合は和装下着の上から一度作ったタオルを当てて、位置を確認してから縫い付けます。
しかし、前開きには不向きなんですよね。
そのため肌襦袢ではないほうがよいでしょう。
縫い付けたとしても肌襦袢だと着ずらいので逆に不便に感じると思います。
そのため、和装スリップの方に縫い付ければ着るときには楽ですね。
他には肩の部分に、マジックテープをつけちゃう人もいます。
しかしマジックテープは不自然な厚みがあったりもします。
それはそれで見た目的に盛り上がるのでちょっと微妙かもしれません。
でも個人的には縫いつける方が、結ぶだけの固定よりは面倒に感じますね。
横着好きの私のようにもっと楽したい方の場合は、たったこれだけ?超簡単胸元補正もかなりおすすめだったりしますね。
こちらの記事は簡単に言うと、綺麗なラインと理想的な鳩胸を作る方法を紹介しています。
今回の方法とそちらの合わせ技を使う方もいますが、どちらも応用の効くテクニックとも言えますね。
このようにやり方はたくさんありますが、基本的には自然に見えるかどうかがコツになります。
不自然なボリュームアップは逆効果でもあるので、やりすぎなどは十分ご注意ください。
着物の補正 胸が小さい人用タオルの作り方と超簡単な着崩れ防止法のまとめ
胸の小さい方でも、厚みのある鳩胸を作ると、さらに綺麗で魅力的な着物美人になることができます。
自分は鳩胸だからという方も、厚みを作ることで着崩れやしわの防止も期待できます。
もしも、タオルより簡単な補正方法をお探しならば、関連記事も参考になるかもしれません。
方法はたくさんありますし、どう使うかはあなた次第です。
ですがせっかくの和装であれば、ちょっとの手間というのがやはり美しい着物姿には有効な場合が多いです。
タオルはすぐに用意できるものですし、逆に使わないほうがもったいないかもしれませんね。