着物姿が魅力的で、綺麗に見える美しい鳩胸の作り方について、いろいろ紹介してみました。
胸の形が、すでに鳩胸だよという場合にも使える方法になります。
そして今回も着付けのコツとして、紹介するのは超簡単なやり方です。
これは理想的なラインに近づけるというメリットもあります。
そのため、胸元や襟元の浮き・シワの解消のお役にも立てるかもしれません。
着崩れもしないこの方法は、実際にはコツもいらないほどシンプルなので、試してみる価値もあると思います。
多分言葉だけでも伝わるほど簡単でしょうが、とりあえず動画も用意したのでそちらでも確認できます。
え?本当にたったそれだけ?と拍子抜けするかもしれませんね。
目次
着物の補正 鳩胸について
着物の胸元は鳩胸が良いと、実際に言われることも多かったりします。
しかしこちらは、人工的に綺麗に作ることができます。
もともと鳩胸の人も、後述するほんのちょっとの補正をすることで、胸元の浮きやシワなどを防ぐことも可能なんですよね。
場合によっては、襟元もすんなりと決まりやすいと思います。
つまり、補正で鳩胸を作ることは、見た目的にも美しい理想の形と言えるかもしれません。
それに着物も着付けしやすくなるので、ある意味時短にもなります。
そりゃそうですよね?
なかなかしっくりこない場合は、あれ?なんで?どうして?と、何度も着直したりしたりして、本当に時間の無駄を感じますからね。
まあ、この方法はゆっくり作業しても3分もかかりません。
普通の人がゆっくりやっても、1分以内で出来ると思います。
急げば数秒でできるので、せっかちさんにもおすすめです。
それでは早速ですが、綺麗な美胸の作り方を紹介していきたいと思います。
着物の胸 補正の作り方と手順
今回紹介する補正に必要な道具は、ガーゼ2枚だけだったりします。
固定に必要な縛るための紐や補正タオルも今回は使いません。
ちなみにタオルを使った、めっちゃ簡単な美胸の作り方も紹介していますが、明らかに胸が薄い人にはかなり有効かと思います。
ガーゼを使った補正の場合は、長さ的には60cmのものを2枚使用します。
作り方はいたって簡単ですが、折りたたむだけになります。
この際2枚重ねずに作るので、1枚ずつ折りたたむことになります。
まず60cmのガーゼを四つ折りして、30センチ四方の正方形を作ります。
その正方形のガーゼをさらに四つ折りにしてから、今度は三角形になるように半分に折ります。
残ったもう1枚のガーゼも、同じように折りたたみましょう。
胸の薄い方ならば、もう一枚ずつ重ねて一緒に折ってみてもいいでしょう。
補正の準備に使用するものも、このガーゼのみなので他に用意するものもありません。
次はこの補正ガーゼの使い方について紹介しますね。
着物が着崩れしない襟元の浮きやシワの簡単防止法
基本的にこの三角に折ったガーゼは、胸の上に乗せるだけです。
肌着の間に挟むように入れるのがポイントです。
ただ、挟み入れるだけで終了なんです。あっけないですよね。
この時の肌着というのは、肌襦袢や着物スリップになります。
肌着の襟に合わせて、三角ガーゼの斜めの部分をあわせて入れましょう。
角度や場所などは、こちらの動画でご確認ください。
実際にこれだけで、ガーゼと肌の摩擦でけっこうずれにくくなります。
ふくらみのある綺麗な鳩胸も作りやすいですね。
気になる胸や襟元の浮きも防止できるので、実際に浮くと感じたら、ガーゼを数枚増やすというのもありです。
こちらを用意しておけば、美容院で着付けする場合にも、さりげなく使えたりもしますね。
まあ、人によって補正の仕方は結構まちまちではありますが、補正の少ない浴衣であれば効果的でしょうね。
もちろん結婚式や成人式なんかの着付けでも、問題なく使えます。
着物の着やすさを感じるだけでなく、浴衣でなくても着付けしやすかったりもするので、お互いに助かる場合もありますね。
それでも、まだ胸元が浮いてなかなか着物が決まらない場合には、簡単なタオルの補正方法もかなり有効なので、参考になるかもしれません。
最終的にはガーゼとこちらのタオルの合わせ技も有効でしょう。
場合によって、両方またはどちらかを利用するという選択もあります。
あなたに合ったやり方など検討してみてください。
着物の補正 鳩胸の作り方と着崩れしない襟元の浮きやシワの簡単防止法のまとめ
ほんのちょっとの補正で、綺麗な胸の形が作れます。
胸や襟元の浮きの原因も、かなり解消できるかと思います。
もしもこれでも浮くようなら、タオルを使用するのもありです。
ガーゼを二重にしてみるのも良いかもしれません。
補正タオルは暑苦しいとか、面倒で難しいというイメージもありますよね。
しかし、関連記事の補正方法はあなたの思うイメージとは、ちょっと違うかもしれません。
こちらも小学生でもできるような簡単な補正方法です。
どちらかまたは両方試してみたうえで、しっくりするほうを選んでみましょう。