着物の収納や保管にたとう紙は
本当に必要なのか
使わない人はどうしているのか
いろいろ紹介してみました。
たとえばたとう紙を使うことで
メリットよりもデメリットの方が
大きく感じてしまえば
いらないと感じちゃうかもしれません。
最後までお読みいただければ
たとう紙がいらない時はどんな時で
もっと収納や保管に便利なのは
どんな方法なのかというのも
参考になるかもしれません。
着物の収納のたとう紙について
着物を収納して保管する場合に
たとう紙と呼ばれる和紙が
多くの場合使われます。
これによって着物にどのような
効果があるのかといえば
主に湿気を防げるので
カビ予防には抜群とも言えます。
他には箔や金糸といったものが
着物に使われている場合は
たとう紙を挟むことで
そちらの変色を防いだりもします。
また、箔や金糸などの着物は
着物をタンスで収納する場合でも
紹介しているように
気をつける点は多いので
そちらも参考になると思います。
着物は普通に湿気に弱いですし
箔があろうがなかろうが
たとう紙はほとんどのご家庭で
重宝されるものですが
それが必ずしも必要かどうかは
また別の話かもしれません。
次はその辺についてもう少し
詳しく紹介していきますね。
着物にたとう紙は必要?
着物にたとう紙が必要かどうかは
その着物の収納環境によります。
たとえばたとう紙を使う場合には
その使われている糊などで
虫食いにあう可能性があります。
防虫効果のあるたとう紙も
普通にあるので今ある物が
どうなのかわからない場合は
そのような物を探して使用すると
安心できると思います。
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湿度の少ない住宅とか
十分に乾燥しているような場所で
収納しているという場合なら
虫食いのデメリットの方が
怖いかもしれませんね。
それから糊でパリッとした
たとう紙は買った着物の身頃などに
挟まっていると思います。
着物を着た後の収納時にも
同じようにたとう紙を
戻せないこともありますし
完璧に挟めたとしても
収納しにくいこともあります。
そのような場合に無理やり
強引にたとう紙を使って
着物を押し込むように収納しても
変にシワができることもあります。
たとう紙といえどもいろいろで
もしうまく収納できない場合でも
そのまま使うのではなく
たとう紙をハサミで切って
サイズを調整するというのも
ありかなあと思います。
上手にたとう紙や台紙を
使用することができれば
折り目もシワもつきにくく
ふんわりさせることも可能なので
そのようなサイズ調整は
けっこう便利かもしれません。
しかしそのようなメリットを
知っていても実際にたとう紙を
使わないとかいらないという人もいます。
次はそちらについて紹介していきますね。
着物にたとう紙を使わない場合といらない場合
着物の収納や保管にたとう紙は
使われるのですが、
面倒臭いからという理由で
実際使わない方も多いです。
それでも新聞紙を敷いたりして
湿気対策&防虫対策として
使っている人は多いと思います。
ですが湿気が多い場合には
それだけでは限界もあります。
着物の保管と放置は別なので
この場合のデメリットは
ちょっと大きいかもしれません。
それからたとう紙はあえて
いらないという場合もあります。
普段着に着物を着るとか
結婚式に度々呼ばれるなど
着る機会がそこそこあるならば
収納するたびにたとう紙を
そんなに使わなかったりもします。
これも収納環境に関連しますが
一時的な収納か長期的な保存かで
使い分ける感じですね。
そのため成人式で着た振袖など
箔や金糸などがあって
着る機会が極端に少ないものは
やはりたとう紙も必要でしょう。
それでもたとう紙はセットが
本当に面倒なので、
防湿や防虫だけはしたいけど
しっかり保存したいという場合は
ただ入れるだけで長期保管できる
このような着物保管袋のほうが
効果も高く楽かもしれませんね。
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個人的にはたとう紙も使って
こちらに収納しちゃうと
完璧に近いかなって思います。
レビューも参考にしてみてください。
着物の収納にたとう紙は必要?使わない場合やいらない場合についてのまとめ
着物の収納や保管にたとう紙は
あったほうが便利ですが
必要かどうかはその着物や
収納環境によります。
たとえば箔や金糸がある着物には
たとう紙を挟むことで
変色を防ぎその状態を保つことにも
有効だったりもするので
その場合メリットは大きいですね。
ですが基本は防湿による
カビの防止がメインでもあるので
それだけを考えるのであれば
防虫もできて陰干しも不要な
着物保管袋の使用の方が楽だし
かなり便利かもしれません。