成人式や結婚式に振袖で出席する際
着付けは自分一人でもできるのか
その手順や簡単に着れるような
裏技的な方法などについて
いろいろ紹介してみました。
自分で着付けするというのは
費用の問題とかコンプレックスとか
理由はそれぞれあるでしょうが
初めて着付けをするという場合なら
全体像やその注意点なども
大事じゃないかなって思います。
最後までお読みいただければ
初心者でも失敗するリスクを
限りなく小さくする着付け方法や
最低限何が必要なのかなども
参考になるかもしれません。
目次
振袖の着付けを自分ですることについて
振袖を着るといえば成人式か
結婚式くらいではないかと思います。
どちらの式であっても
着物を着るという場合は
ただ着れれば良いというわけでなく
見栄え良く着る必要があります。
まあ、自分が良ければ
それでも良いとか思う方も
いるかもしれませんが
たとえば振袖のフルセットが
揃っていたとしても
自分の体型を補うための
補正ができていなければ
自分の思い描く振袖姿とは
かなり遠い出来栄えにもなります。
汚い出来上がりであれば
結婚式では新郎新婦に迷惑も
かかってしまいますし
成人式では悪目立ちだけでなく
自分の知らないところで
SNSにアップされる恐れもあります。
そのため当日に着付けする場合
無料サイトや動画などを
参考にしながらすることとか
考えがちかもしれませんが
ほとんど無謀とも言えます。
やはり自分でするという場合には
それなりの練習量が必要で
最低でも1ヶ月以上とか言われますね。
そのため自分でやるという場合は
着付けの教室に通うとか
そういう方も多いですね。
ですがそんなに当日まで
日数がないのであれば
ピークでいっぱいになる前に
美容院で予約したほうが
圧倒的に手っ取り早いし
自分で着付けするよりも
失敗する確率も低いです。
それでも成人式や結婚式まで
まだまだ日にちがあるようなら
これから紹介する着付けの
流れなども参考になるかもしれません。
振袖の着付けの手順について
振袖の着付けの手順は
大きく分けて5段階になります。
最初は下着類ですが
まずは足袋を履いて
和装ブラをつけてその上から
肌襦袢+裾除け、
または着物スリップを着用します。
その次は補正に入りますが
基本的に体型が寸胴型が
最も美しい着物姿と言われるので
胸が大きければ潰しますし
お腹や腰の凹みには
タオルなどでボリュームを出し
お尻まで補正することもあります。
補正が終わったら次は
長襦袢を着ますが
これは振袖の下に着るものなので
首回りの見え方を美しくするため
衣紋抜きをして衿合わせも
しっかりと整えます。
そこまで終わったら
やっとで振袖を羽織ります。
こちらは気をつける部分が多く
長襦袢の時と同様に
衣紋抜きと衿合わせの他
裾の長さに合わせた丈を
おはしょりすることで調整し
シワを伸ばしていきます。
最後に帯を結ぶわけですが
こちらについては
いろんな結び方があります。
自分一人でできる可能性が高いのは
ふくら雀や文庫結び、
二重太鼓などですが事前に
改良枕で形を作っておけば
最後に巻くだけとなるので
一人でできないこともないです。
けっこう簡単に紹介しましたが
全体のイメージというか
流れだけになっているので
腰紐などの細かい説明など
けっこう飛ばしまくったせいか
かなり足りない部分があります。
そのため関連記事も着付けには
参考になるかもしれませんが
さらに簡単な方法などについて
もう少しお話ししていきますね。
振袖の着付けを簡単にできる裏技みたいな方法
振袖の着付けを簡単にする場合
お金を出せばそれぞれの
便利グッズを買うことで
一人での着付けも簡単になります。
たとえば先ほど紹介した
補正についても
和装用の補正下着とか
それを着るだけでも着付けが
人によってはかなり楽になったりします。
部分的な体型カバーならば
ウエストやヒップ用の
補正アイテムも有効ですね。
人によってはめっちゃ楽な方法で
窮屈さとかも感じない場合は
まさに魔法のように思うかもしれません。
まあ、体型もみんな違うので
補正アイテムが余計な場合とかも
普通に多くありますし
初心者で何もわからない状態なら
無駄な出費にもなりかねませんよね。
この一番の問題点としては
基準がわからないままに
最初から自分で着付けをすることです。
これではどんな便利アイテムを
使ったとしてもそれだけでは
なかなか完成できません。
センスが良くても
軽く10回以上の練習が
必要とも言われますし
やはり振袖の着付けを習ってから
練習をすることが
一番の近道とも言えます。
振袖の着付けは普通の着付けと
かなり違ったりもするので
着付け教室で習う際には
その辺の確認も注意が必要かもしれません。
自分に必要な便利アイテムも
そちらでアドバイスを受けながら
改めて検討しても良いでしょうね。
振袖の着付けを自分でする手順と簡単に着れる裏技みたいな方法のまとめ
振袖の着付けは自分でも
できないことはありませんが
初心者であれば習わずにすることは
ほぼ無謀とも言えます。
着付けの手順は
下着・補正・長襦袢・振袖・帯と
大きく分けて5段階ですが
それぞれが形になるまでに
めっちゃ器用な人でも
数十回は練習が必要と言われます。
補正下着やコーリンベルトなど
着付けが簡単になる魔法のような
便利グッズも有効ですが
自分の体型や着付け方法では
必要ない場合もあるので
とりあえずは自分用の着付けを
しっかり習って覚えることが
効率的かもしれません。