着物のクリーニングの仕上がりは、平均でどのくらいの日数がかかるのでしょうか。
また、早いと何日くらいで洗いから戻ってくるのかなど、いろいろ紹介してみました。
たとえば、急ぎの場合であれば最短で仕上げてもらいたい場面もあると思います。
なかなか着物がクリーニングから返ってこないのは、なぜこんなに遅いのか不思議かもしれませんよね。
どうすれば早く戻ってくるのかも知りたいし、原因を知らなければ後回しにされているのではと思ってしまうこともあります。
最後までお読みいただければ、その対策や方法だけでなく気をつけるべき注意点なども参考になるかもしれません。
目次
着物のクリーニング 日数はどのくらい?
着物をクリーニングに出す場合、その業者によっても違いはありますが、1ヶ月くらいかかることも普通にあります。
着物はその素材によって、デリケートだったりもするため仕上がりにはそれだけ日にちもかかります。
ですが、一般的には1ヶ月もかからないほうが多いです。
例えば、シミがあれば染み抜きもお願いすることもありますよね。
大きさや放置期間によって、そのお値段も変わったりします。
→着物のクリーニングはどこに出すのがいいの?
そのような場合は混み具合にもよりますが、見積もりが出るまでに日数がかかることもあります。
着物の取り扱いは、洋服よりも簡単ではありません。
クレーム対策で早く仕上がりそうな場合でも、あえて長めに余裕を持って日にちを伝えることもあるでしょう。
ですが、言い方を変えれば遅い場合でも1ヶ月と考えたほうが早いかもしれません。
次は、早い仕上がりならば何日くらいで戻ってくるのかなど紹介したいと思います。
着物のクリーニング 早いと何日くらい?
着物のクリーニングといってもいろいろありますが、目立ったシミや汚れなどがなければ1週間〜10日前後で戻ってくることもあります。
もちろん、そのお店により日数には違いもありますよ。
チェーン店よりも家族でやっているような個人店の方が早いと言われることがあります。
たとえば、クリーニング店では着物の受付のみを行うこともあります。
実際の作業は、他へ委託するなどそのような複雑な流れになっているシステムもあまり珍しくありません。
そのため、初めから個人でやっているような和服専門の染め物屋さんなどへ持ち込むというのも、意外と効率が良かったりします。
それから、呉服屋さんへ持って行く方も多いですよね。
そちらでも、もちろんクリーニングの受付はしています。
たとえば、キャンペーンなどで安くなっている時期もあるでしょう。
ただ、そんな時であれば混雑もあるので戻りが遅くなりやすいですね。
できるだけ着物の戻りを早くしてもらいたい場合なら、その辺は注意したいところですね。
でも、早くクリーニングから戻ってきてほしいという場合はどうすればいいのでしょう?
次は、そんな急ぎの場合にできる効果的な方法など紹介していきたいと思います。
着物のクリーニング 急ぎの場合はどうする?
着物をクリーニングに出す時、着用する予定日を告げた方が戻りは早くなりやすかったりします。
何も言わなくても、早い店舗もけっこう多いんですけどね。
運が悪ければ数ヶ月かかることも稀にあります。
それから、店舗側から期日を指定し教えてくれることもあったりしますが、そのまま鵜呑みしたとしても確実というわけではありません。
やっぱり、期日通りにいかないことは普通にあります。
そのため、こちらの都合が伝われば後回しされる可能性も低くなり、早く戻ってきやすいということですね。
とは言っても、全てのお店でこれが通用するわけでもありません。
着物の取り扱いというのは、雑に扱うわけにはいきませんよね。
催促したり焦らせれば、仕上がりにも影響するかもしれませんよね。
そのため、急がせればそれだけのリスクもあります。
着物が台無しになれば、悔やんでも悔やみきれないでしょう。
それから、先ほどのキャンペーンの話のように早い仕上がりというのは、条件もいろいろあります。
前回頼んだ時に早かったとしても、次回も早いとは限りません。
仕上がりが長引く理由としてもっとも影響が出やすいのは、クリーニングに出すタイミングだったりもします。
たとえば、成人式前後や6月のジューンブライド、卒業式・入学式のシーズンはいわゆる繁忙期です。
このような時期に早い仕上がりを求めるというのは、かなり厳しいと思います。
しかし、結婚式が短い期間に何度もあったりという場合なら普通に困るかもしれませんね。
目立った汚れがないならば、あえてクリーニングに出さないというのも一つの手段だったりします。
着用後のメンテナンスとして陰干しをすれば、またすぐに着れたりもします。
→陰干しのやり方について
だからと言って、ずーっとクリーニングに出さないというのはおすすめできません。
次にその着物を着る予定に余裕ができてから、クリーニングに出すようにしてタイミングをずらすのも有効だったりします。
ですが、汗染みとかそういうものは放置期間が長ければ長いほどリスクも高くなりやすいものです。
着物じゃなくても良い場面ならば、あえてクリーニングのために避けるというのも選択肢じゃないかなって思いますね。
着物のクリーニング 日数はどのくらい?早いと何日?急ぎの場合は?のまとめ
着物のクリーニングの日数は、平均的に遅くても1ヶ月くらいです。
繁忙期ならば、それ以上普通にかかります。
個人経営の小さいお店とかで自分で洗いなどをしているような染物屋さんなどでは、ドライクリーニングだけなら1週間〜10日くらいで戻ってきたりしますね。
その際に、急ぎであることをお店の方に伝えた場合は、さらに早くなることもあります。
何度も利用したりして、お店側と信頼関係があれば優先的に作業に入ってくれる可能性もあります。
ですが、基本的にクリーニングは仕上がりが一番重要です。
和服を専門にしていないお店を選んでしまった場合とか、期日を守るように急かすなどはお互いにとって利益もありません。
そのため、クリーニング業者の選び方もそれなりに注意が必要でしょう。