友人の結婚式のお呼ばれで着物を着て出席するという場合、その披露宴会場で着付けする際にどのような注意が必要かなどいろいろ紹介してみました。
例えば、着付けに必要とされる注意や事前に準備した方が良いものなんていうのも、それぞれの式場で違いがあるんですよね。
また、新郎新婦にその着付けの予約などをお願いした場合によくありがちなトラブルというのもあります。
着付け代の支払い方法などは特にシステムも分かりにくいですし、いつどのタイミングで渡すのかお礼金はどうすれば良いかなど、特に真面目な方ならばそちらでも迷うことは多いと思います。
このような結婚式では、マナーや常識もその地方によっていろいろ違いもありますが、より無難でスマートな方法なども参考になればと思います。
目次
お呼ばれ結婚式の着付けについて
結婚式にお呼ばれされた時に着物で出席する場合、その着付けができる場所というのはけっこう大事かと思います。
たとえば、美容院でしてもらうとか式場のあるホテルなどであらかじめ着替え用に一室頼んでおくとか、一般的にはそんな感じかもしれません。
また、結婚式にお呼ばれされた時点で、新郎や新婦の方から着物で来て欲しいとかそのような要望がある場合はその費用を持ってくれることも珍しくありません。
でも、誤解しないでくださいね。
どうしてもという場合にそこまでしてくれることもあるという意味です。
必ず新郎新婦が払うべきだとか、それが常識というわけでもありません。
それから、式場で着付けをするとなれば、その代金も新郎新婦側に請求が行くことも多かったりしますが、システムはそれぞれ違うのであてにしないでくださいね。
こういうものは特に連絡ミスとかも少なくないし、自分だけが準備万端だとしても当日に着替える部屋がないだとか、費用の負担についても実際聞いてたことと違えば困ることもあります。
このように会場での着付けではいろんな注意があるわけですが、次はトラブルに発展させないための対策などについて、もう少し詳しく紹介していきますね。
結婚式の会場で着付けしてもらう場合の注意
まず、会場で着付けする場合の費用や段取りに関しては、けっこう主催者側も忙しいので詳しい打合せとかも難しいかもしれません。
親族などのように、新郎新婦との関係が濃ければそれほど問題もないでしょうが、友人の婚礼の場合なんかでは忙しいと忘れられるということもそれほど珍しくありません。
抜かりない人の場合には、当日の着付けの時間や段取りも細かく教えてくれたりもすると思います。
しかし、しばらく経っても連絡がないのであれば、残念ながら完全に忘れられている可能性が高いかもしれませんね。
しかし、着付けだけ段取りがされているということもあります。
え?何がダメなの?と感じるかもしれませんが・・・
メイクや髪型のセットがなくても困らないならそれで十分ですが、もしそれらもしてもらうつもりならば、早めの確認をしないと手遅れになるかもしれません。
それでも、式場に確認すると場合によってはもしかしたらやってくれるかもしれないので、自分で確認した方が良いこともあります。
また、そちらが無理だったとしても、式場近くや近所の美容院などに早めにお願いすることで当日朝早く開けてくれたりもしますね。
このように早めにわかっていれば、それなりの対策もできると思います。
次はその場合の費用の支払いやお礼などについても、少しお話ししますね。
結婚式の着付けをしてもらう場合のお礼金について
結婚式の着付けの支払いは、披露宴会場でも美容室でも先払いや後払いなどシステム自体がそれぞれ違います。
それに、先ほどまで紹介したように、もしも結婚式会場であれば費用に関しては新郎新婦の計らいで支払い済みになっている場合も多くあります。
その辺がどうなっているかわからないという場合も、できるだけ支払うつもりでお金は用意しておくと無難でしょう。
このような個別で払う場合は結婚式とはいえ祝儀袋やポチ袋などは用意する必要はありません。
普通に財布から支払っても良いということです。
ほとんどの場合はお釣りが出ても特に問題ありません。
また、システムが違えば新郎新婦側に請求が回るという場合もあります。
その際には、新郎新婦に後からでも支払うようにして、受け取りを断られた時にそれをご厚意と受け止めてお礼を言うとスマートかと思います。
そのため、着付けをしてもらっても美容院と同じと考えてもよいですね。
つまり、着付け費用以外のお礼金などはお呼ばれの場合には必要ないということです。
ただ、新郎新婦の立場では心付けとして渡すということもお礼の形でありますが、最近ではお断りされることも結構多かったりもするので、結局は渡さないことでマナー違反とか非常識とはそうそうならないと思います。
お呼ばれ結婚式の着付け 会場でしてもらう場合の注意やお礼についてのまとめ
お呼ばれされた結婚式会場で、着物の着付けをする場合は当日何時までに行けば良いかとか早めに確認することで予約忘れの確認もしやすいかもしれません。
新郎新婦に確認というのも、その忙しさを考えれば実際は難しかったりしますが、着付けしか頼んでない場合は当日のヘア&メイクまでしてもらえない可能性もあるのでけっこう注意も必要ですね。
その場合の支払いに関しても、なるべく自分でするようにして、もしも新郎新婦が支払い済みならばその費用を後でお渡しするというのも大人の対応かと思います。
もしもそちらを断られた場合には、お礼がてらお食事をご馳走するとか、そんな感じも後腐れなく自然でスマートかもしれませんね。